牧波叩かれちゃいました。ついでにレイプと中絶の関係について、疑問をぶつけてこよう。

http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/cmt/a1cacd867ce72895a7f9553a09c3bd43にて叩かれちゃいました。

以下のブログなども愚の骨頂であると言えます。

http://d.hatena.ne.jp/makinamikonbu/20060616/p1

暴力で産まれた子も中絶するな、と主張しているようです。こうして、被害者の感情など置き去りに、ただ生まれる命の尊さだけを主張する愚か者が増えるのは、加害者をバックアップするかのようにも見えて醜悪です。

犯罪者の子どもなど産めないのは当然だと思います。俺だって、犯された女性の立場になれば、「産め」なんて言えないです。

産ませた犯罪者の「勝ち」みたいになって何だか非常に腹立たしいです。

ご返事してきました。

上記の記事を書いた者ですが、どのあたりを読まれて、私が「暴力で産まれた子も中絶するな、と主張しているよう」に見えたのかを、詳しく教えていただけないでしょうか。
私は「暴力で産まれた子を中絶する是非」の議論において、完全に放置されている「そもそもの原因である性暴力の問題」と「中絶経験者もまた、中絶の被害者であること」とを書いたつもりです。
私自身が愚の骨頂であることは否定できませんが、誤解を招いた表現があってのことであらば、誤解を解いていただいた上で、改めて罵っていただければと思っております。

ついでなので、疑問に思ったことを聞いてきました。

ところで、以下も疑問です。

  1. レイプ被害を受けた女性が中絶を希望する理由は、「犯罪者の子ども」――犯罪者という肩書きがあるから、なのでしょうか。
  2. 「産ませた犯罪者の『勝ち』」とありますが、レイプ加害者は被害者に出産させるために暴行したのでしょうか。
  3. レイプ被害を受けた女性は必ず中絶を希望するのでしょうか。中絶を希望していないのに、家族やパートナー、周囲からの圧力が、中絶を「選」ばなくてはならない状況に追い込んでいることは無いのでしょうか。

私はぜったいに、どうがんばってもレイプ被害を受けた女性、つまり「他人」の立場にはなれません。だから「産め」とは言えませんし、「産むな」とも言えません。
産ませなかった周囲の人間の「勝ち」みたいになって何だか非常に腹立たしいです。