大人たちの主張する「子どもは人は死んでも生き返ると思ってる」論
教育と医学という雑誌を図書館で読んでいたら、
少し前に世間をにぎわせた「最近の子どもは、人は死んでも生き返ると思っている」
についての調査結果がありました。
んで、結論から言うと。
最近の子どもたちの言う生き返る→とは→生まれ変わる、であるということでした。
もちろんこの生まれ変わるというのは、仏教で言う輪廻転生に似たものであったり。
たとえばここで牧波さんが死んでしまったら、
次に生き返るのは牧波さんではなく、
牧波さんだった魂(という回答が多い)が天国へ行ったりして、
最終的にこれから生まれてくる赤子なんかのあたらしい命に宿ると、
子どもたちは考えている(?)みたいです。
「人は死んでも蘇るなんて子どもが思うのはゲームやらの悪影響が〜」
なんてことが今までに散々言われてきたわけですが、
輪廻転生を信じている(?)人たちが現れたのは最近ではないと牧波さんは思います。
(牧波さんの曾祖母も信じて(?)ました)
よって、これからは別にゲームなんかが原因で
子どもたちが命の大切さを知らずに生きているなんて主張は通りませんよー。
ってことを今日は言いたかったのです。
しかし。中にはやっぱり「人は死んでも生き返る」と回答している子もいたりして。
もちろん冗談で回答していたり、ということも考えられるのですが、
本気だったらまずいので、牧波さんなりの考えをひとつ。
「死」というものについて親でも誰でもいいから、
ちゃんと子どもと話し合ってください、という提案。
別に「教え」なくてもいいんです。
それぞれが「どう思う」のかを、じっくりと何回かにかけて話し合ってほしいのです。
たとえば「相手」に二度と会えなくなってしまったら、「自分」はどう思うだろうか。
たとえば「自分」に二度と会えなくなってしまったら、「相手」はどう思うだろうか。
たとえば「自分」に二度と会えなくなってしまったら、「親しい人」はどう思うだろうか。
たとえば「相手」に二度と会えなくなってしまったら、「親しい人」はどう思うだろうか。
自分が考えた後に直接「相手」の話を聞いてみると、
他人の気持ちを知ることができると思います。
人数は子どもとの2人だけでもいいですし、
友達や親戚や近所の人も交えて話し合うのもいいと思います。