川崎市の教育を考える会(仮)のMacska氏への空回り批判を検証してみよう

川崎市の教育を考える Bruckner05 さんが喧嘩売ってきたよー - *minx* [macska dot org in exile]の記事を読む。どうやらmacska dot org » 世界日報・山本彰記者によるインチキ取材の手法を暴くの記事に関して、Bruckner05氏がhttp://plaza.rakuten.co.jp/mizuhonet/diary/200512300001/コメント欄(管理人さんです)にてMacska氏を批判している模様。
つーわけで、Bruckner05氏の意見を一通り読んできました。以下ツッコミです。

記事が出てから、「あの記事には真意が反映されていない、だから取材メールを公開する」というなら、まだ話は分かりますよ。しかし、記事が出る前に公開するっていうのは、どうしたら正当化できるのでしょうか。

それに、この人が文句を言っているのは、今年初めのインタビューだったはず。ならば、そのインタビューのテープか何かがダイアモンド氏の手元にあり、それを公開することで、山本氏の記事のインチキを立証する、というスタンスにならないとおかしい。しかしこの人が公開したのは、インタビュー時のものではないのです。


Bruckner05氏は以上のように説明しているけど、ちょっとというか、大分おかしい。だって実際にMacska氏は2005/02/16の世界日報 のインタビュー記事*1について、ダイアモンド氏の「真意が反映されていない」からhttp://macska.org/article/111にて「メールを公開」したんじゃん?
その記事において掲載されたダイアモンド氏のメールは2005/02/16の世界日報のインタビュー記事*2について、ダイアモンド氏が山本記者に送ったもの。つまり、その記事にて、Macska氏はちゃんと「記事が出てから、『あの記事には真意が反映されていない、だから取材メールを公開する』という」スタンスをとっています。また、その記事にてMacska氏は一言も山本氏を「インチキ」だと批判していない。でも、Macska氏が「記事が出る前に公開」したhttp://macska.org/article/112の記事がなくとも、2005/02/16のインタビュー記事にダイアモンド氏の「真意が反映されていない」ことは、そのhttp://macska.org/article/111記事だけで十分に理解できる。
ちなみにhttp://macska.org/article/112は、タイトルの通り「山本彰記者によるインチキ取材の手法」をMacska氏が暴いている訳で、2005/02/16の記事だけに言及している訳ではないことは読めば判る。Macska氏はこの記事で2005/02/16の記事どころか、山本氏の「記者としての正当性」について批判しているのだから。


こうやって見るとBruckner05氏は、Macska氏が2005/02/16の世界日報のインタビュー記事に関するメールを公開したこととhttp://macska.org/article/111と、第二弾の「記事が出る前に」メールを公開したことhttp://macska.org/article/112を混同してしまっていることがよくわかりますね。


つーかさ、「macskaなる人物が異常な精神構造の持ち主であるのは明らかです」と他人を貶めることは名誉毀損(侮辱罪)にならないのでしょうか。というか、こんな考えで人のことを蔑(さげす)む人には、教育のことなんて考えてほしくないんだけどなー。


しかし、今年最初のエントリがこんなくだらないモノになってしまうとは。去年の最後がコレでなくて良かったとも言えるけど。

*1:http://transnews.at.infoseek.co.jp/as-nature-made-him-returns.htmを参照

*2:つまり「今年初めのインタビュー」