ようやく針間克己氏の論文の意味が理解できた。

この症例からは「ジェンダーアイデンティティの形成には、ジェンダーだけでなく、セックス(生物学的性差)が基盤として、かなりの影響を与えている」ということがいえそうだ、ということです。


しかし、ジェンダージェンダーアイデンティティの区別が良く分からない人は、この症例から「ジェンダーは生物学的に決定されるのだ」などと意味不明の議論をしたがることがあるのです。
(id:annojo:20051015より)


今までは混乱していましたが、ようやく理解することができました。
今更ですが牧波さんは本当にアホなので、
今まで理解できてなかったことについての突っ込みは禁止します。


まぁ、でもようやく理解できましたよ。
つまり、↓

この症例からは「ジェンダーアイデンティティ*1の形成には、ジェンダー*2だけでなく、セックス(生物学的性差)が基盤として、かなりの影響を与えている」ということがいえそうだ、ということです。


しかし、ジェンダー*3ジェンダーアイデンティティ*4の区別が良く分からない人は、この症例から「ジェンダー*5は生物学的に決定されるのだ」などと意味不明の議論をしたがることがあるのです。


こういうことだ!(たぶん)


針間氏はおそらく、
「この症例からは“ジェンダーアイデンティティ*6の形成について生物学的に決定されるかどうか”を考えることができそうだけど、“ジェンダー*7が生物学的に決定されるかどうか”を考えることはできないよ」
と言っているんだと思います(たぶん)

*1:男性または女性であるというその人の内的な確信

*2:生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別

*3:生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別

*4:男性または女性であるというその人の内的な確信

*5:生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別

*6:男性または女性であるというその人の内的な確信

*7:生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別