純潔教育などの「過激な性教育」が引き起こすモノ(byこんぶダルク)

元ネタ→伊勢崎のジャンヌダルク


 牧波昆布郎です。はてブを読んでいたら「エイズ患者が増え続けているのは先進国では日本だけ」なる記事を発見!「大日本帝國の民をもてあそぶ、とんでもない事件」と思いきや、真相は実に情けない、東京都のあきれた挙動に辿り着きます。
 朝日新聞によると、東京都でエイズウイルス(HIV)に感染した人と、エイズを発症した患者の合計数が増えているそうです。もちろん感染の疑いがありながら、検査を受けない人もまだまだいるのだそうです。
 北村氏によると、HIV感染はここ数年増えているもよう。性病予防についての正しい知識が無かったり、十分な予防行動がとれなかったりするケースが多いため、HIV感染の予防が難しいケースもあるそうです。また親に知られるのをおそれて、早期発見ができないケースも多いとか。こうなると、エイズ対策予算額を年々引き下げ続けている東京都のよこしまな考えがこのような結果を生み出した、と言われても仕方がない気がします。
 少々マニアックな話になりますが、東京都がエイズ対策予算額を10年前の半分以下にしたり、または東京都以外のほとんどの自治体も同様のことを起こしているといった、どうみても誘発的と思われるものばかり…。こんな政策をする自治体も自治体だけど、このようなサイトを見る限り、どうみても自治体の問題です。本当にありがとうございました。
 こうした事件の背景から「お金欲しさのあまり、軽い気持ちでエイズ対策予算額を削り、その結果エイズ感染爆発を促進していまう幼稚な自治体が多い」という実態が浮き彫りにされます。
 そしてもう一点、「結婚するまでは純潔を守るべきだ」だとか、「コンドームにはエイズウィルスの50倍の大きさのピンホールが存在する可能性があるため、その使用ではエイズ予防はできない」などのデマによって頭がおかしくなりすぎて、しっかりとした性知識も身に付けないまま、何の予防も、危機感すらも感じない若者・中高年が増えているからではないでしょうか?!
 したがって「過激な性教育こそ、性犯罪の起因となるもの」と定義します。恥ずかしながら、東京都が豪語する「子ども*1は結婚まで純潔を保持すべきである」なんていう宗狂教義は、青少年の心を乱すとんでもない代物であります。もう、見過ごすわけにはいきません!
 現在、東京都が施行している「過激な性教育」に反対していただけますよう、どうか全国の良識あるみなさまからの「非難の声」を東京都へお寄せください。声の多さがつのり次第、石原都知事が政策実行に移る……ことはないと思っていますが。ぜひ、ご協力のほどを!

*1:女性に限る