柳沢厚労大臣の「産む機械」発言に憤慨する人に感じてしまう距離

どうもこの「産む機械」発言に憤慨する人の話を聞いていると、問題なのは「機械」という表現みたいです。要は「機械」に喩えたから怒っているわけで、ヨイショした比喩だったら問題にすらならなかったんだろうなぁ、と。結局「女性が子どもを産むのは当たり前(自然なこと)」という認識自体はヤナギサワーンとそんなに変わらないみたいですね。
牧波さんはこの「当たり前」という感覚がだいっきらいなので、発言に憤慨する人にも距離を感じてしまいます。産みたくても産めない人や産まないことを選択している人だっているのにね。
結局は「機械」とおんなじように扱っているのに、自分の考えを(無意識に?)棚上げするように「比喩」だけに怒る人達。もしかしたら、柳沢氏よりも嫌いと感じてしまうかも。