第130条「長い悪夢」・(ジャビン38号収録)感想:ロージーがエンチューへ伝えたかったこと〜あなたのそばには誰かいる〜

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所もそろそろ連載終了でしょうか・・・


でも無間地獄の門が空いていたり(どうやって閉じんの?)
禁書がまだ元魔法律協会にあったり(どうやって回収すんの?)
伏線としてつづけようと思えば続けられるのか・・・うーむ


、まーいーや。
感想言ってみよう。

ねえ エンチュー


ただ
会いたくて
会いたくて
キミに戻ってきてほしくて


ムヒョは
この地獄へ続く
暗い道に飛び込んだ


エンチューに……
今すぐ……伝えなきゃ

ロージーがエンチューへ伝えたこと〜あなたのそばには誰かいる〜

第71条「出発」(8巻収録)にて、ロージーはこんなことを言っていました。

たしかに僕はエンチューのことあんまり知らないよ
でも 会って一言言ってやりたいんだ


才能に嫉妬する気持ちはわかるし 憎んじゃうのも少しわかる
でも 天国のお母さんはきっとそんなこと望んでないはずなんだって…
おせっかいかもしれないけどさ…


そんでもって今回、実際にロージーがまどかに伝えたセリフはコレ

エンチュー
ムヒョはね


ムヒョは…


ジャビン読んでても
ボクをしかってても
きっと寝てても


ずっと


君を忘れたことなんて
一度もなかった…よ…!!


はじめに71条のセリフを読んだときには「はぁ?才能あるヤツがお説教のつもりかよコノヤロー!」って感じで心底むかついたけど、
ロージーの中では、そのときのセリフと今回のセリフとは同じ意味だったんだな、と感心してしまった。


変わったのはきっと、本人に直接伝えた言葉だったからなんだろう。
まどかのことをちゃんと理解しようと努めたロージーだからこそ、言えたんだと思う。


きっと牧波さんだったら、前者のセリフのようにくだらないお説教をそのまま言い放っていたに違いない。


お説教のように誰に対してでも言える一般論は、誰が言うこともできるけど、
ロージーが言った言葉は、ちゃんと相手のことを理解していないと言えない。
それだけ難しい言葉だけど、きっとその人の心を打つのだろう。

円と母の対面

今週号を見る限り、まどかは電報をもらってから母親と対面していない気がする。
どうか、まだ成仏せずに魂が残っていますように。
なにかひとつでも、母がまどかに向けた手紙やメッセージが残っていますように。

あの時知らぬまに つないでいたその手を
本当は ずっと
握りしめていたかった
いつまでも ずっと