小谷野敦氏がキモい!の本質は実名を晒したことよりもだな

実名晒しばかりが問題になっているが、今回の問題でタチが悪いのは↓だろ。

小谷野敦さんに実名を晒された件/および匿名と顕名の擁護 - 荻上式BLOG

なお、「筑摩書房から聞いたと思ったらしいが、それは個人情報保護法違反だから、ない」と書いていましたが、これについては補足を。ある日、筑摩の編集の方から突然電話がかかってきて、「小谷野さんとチキさんは仲が良いのですか?」と聞かれたので、「いえ、ネットで数回やりとりしただけで、お会いしたこともありません」と答えました。すると、「実はとある編集者の方に、『小谷野さんから連絡があって自分はチキさんのことは良く知っている』といわれ、名前を知りたがっているようなのですが」と言われました。そこで私は「小谷野さんが私の情報を探しているのだなぁ」と判断し、「『よく知っている』という仲ではまったくありませんので、小谷野さんにくれぐれも何も教えてないでください」とお返事し、小谷野さんにも「編集者に、私のことをよく知っているので名前などを教えてほしい、という趣旨のことを伺ったか」と何度か尋ねましたが、スルーされました。情報元が封筒であろうが、編集者経由で私のことを何か探ろうとしていたのは事実のようですし、実際こうやって暴いているわけで、ぜんぜん威張れるほどのことではないでしょうそれ(汗)。

(太字は牧波昆布郎ことgoogle:田中原高樹による。)
名前の晒し方も相当ねちっこくて気色悪いけど、入手した経緯の方も相当だぞこれ。
どう見てもストーカーです、本当にありがとうございました。本人に自覚はあるんだろうか?この情報の入手経緯が明らかになったら、間違いなく小谷野氏の家族(いるかどうかは知らないけど)は一生後ろ指指されるだろうな。chiki氏には申し訳ないが、むしろそっちのほうが心配になってくる。


はてブの方では

2007年12月20日 welldefined 丸裸のひとが「お前も脱げ!」と叫んで襲ってきます

が大人気だけど、本当に的確だと思う。
昼間の繁華街で半裸の芸人に襲われて、脱がされた姿を全国生中継されてるようなもんだもんなあ。しかもニコ動直行便。悪夢過ぎる。


しかし本当にインターネットはデスノートだな。
顔と名前を知られたら相手に生死を握られるとか、あの設定のリアルさがようやく理解できた(スイーツ的な意味で)。死神を殺せないとかも的確すぎる。


そういう意味では

#そんなこんなで応答してみましたが、今回の騒動自体はとてもつまらないもので、関わってもまったく生産性が無いと思われ。ネット上での匿名性をめぐる一サンプルとして、それぞれ何かを持ち帰ってくださいませ>皆様

と後の者に託すchiki氏はLのようだ(いや生きてるから)。
きっとこれからNとかMとかいう後継者が現れたりジェバンニが一晩で何かやったりしてくれるさ!


ま、こんな冗談は置いとくにしても、今回の実名晒し問題は我が身として受け止めておくといいかもしれない。今からでもはてなWebメールのパスを長いものに変更しておくのも一つの手だと思う。
では皆様、これからも夢と希望あふれる素敵な ヒキニート インターネットライフをお楽しみください。